やあヘビだよ。今回は2019年のNetflixオリジナルホラームービー「イン・ザ・トール・グラス 狂気の迷路」の紹介。
原作は2012年のスティーヴン・キングとジョー・ヒル親子の共著「In the Tall Grass」という短編小説。
助けを求める少年を救おうと草むらに入るとその草むらから出られなくなるというきつねにつままれた系ホラーかと思いきや元凶はいにしえの何か。
題名のとおり人間より背の高い広大な草むらが舞台になるんだけど脱出できない閉鎖感とループする時間軸。そして狂信者的な恐怖もでてきてなんかこう日本の怪談的な物を感じたのは気のせいだろうか。そんなふうに思った映画なんです。
教会と草むらのせいかチルドレン・オブ・ザ・コーンを思い出した人もいるんじゃないかな。
嫌な予感満載に草むらから助けを求める子供

妊娠したベッキーと一緒にいるメガネが頼りないおなかの子の父親かと思ったら妹を愛しすぎる変態兄さんのカル。
ベッキーは恋人のトラビスに子供をおろす事を進められて絶望していて子供を泣く泣く里親にだすためにサンディエゴに向かってる。
するとたまたま停車したとこの草むらから子供が助けを求める声が聞こえてきた。

声が聞こえるとこにいるのに「助けて。捜しても道がみつからないんだ。」って凄い怖いw

「もう何日も迷子なんだ」とか言ってるし観てるほうは嫌な要素満載だよねw

教会に停まってる車はみんな被害者の車なんだろか。

ここに停めて歩いてどっか行くとも思えないしそうかもわからんね。
この草むらは人間を移動させる

声がするほうにいくとその声が逆から聞こえる。ここはなにかがおかしい。
しばらくして草むらでカルとはぐれてしまったベッキーは2人同時にジャンプして位置を確認しようと提案する。せーのでジャンプ。わりと近い。でももう一回ジャンプしてみると10秒も経っていないのにお互い離れたところにいた。
やっぱり瞬間移動している、、、

声の方向が変わるという耳で変だと感じていたとこにさらに視覚でワープしてるのを確認してしまうってなかなか怖い。

もう気のせいにできない恐怖だ。この監督は1997「キューブ」の監督なんだね。閉鎖空間の演出が得意なのかな。広大な草むらなのに閉鎖的な感じがよく出てる。

そんなに昔なんだね「キューブ」って。短編だけど「Elevated」もうまかったねキューブよりさらに狭いエレベータの中だけのやつ。
人々の時間がループする草むら

- トービンの声に誘われてベッキーとカルは草むらに入る
- ベッキーを探しにトラビスが草むらに入る
- トラビスはトービンに案内されてベッキーの死体をみつける
- トラビスに誘われて新品のトービンが草むらに入る
トービンに誘われて死んだはずのベッキーとカルが草むらに入る。
あれ?
最初のトービンどこ行ったんだ?
きったないトービンが新品になって草むらに入ってきたよ。

トラビスが目に当たるくさのつゆで目を覚ますシーンが仕切り直しかと思ったらベッキーの死体がまだあってびっくりした。

たしかにあそこなんかヘンな感じしたよね。トラビスがかなり衰弱してたし数時間気を失ったように寝てましたって事なのかもしれないけどトービンがいなくなってたしベッキーの死体が消えてても自然だったよね。

幻じゃなかったって絶望感があるしあれでいいのかな。
2度目の挑戦でうまく脱出できるのか

新たにトービン一家がが入ってきて新たにベッキー達も入ってきた。
ん?
この草むらでは死体は動かない。という事で今度はトービンをフレディのとこにいさせたままにしたことでトービンがワープしないですんだのか声をたどっていくとトービンの両親以外は合流できた。
新しく草むらに入ってきたトービンはさっきまで一緒にいたはずなのにトラビスのことは知らなかった。でもまあトービンを肩車して草より高くなったトービンを目にして脱出を試みる。

もしかしてこれフレディを引きずっていけばあるいは、、、

シーっ !! 色々なんとか団体とかあるしあぶないからそれ以上言うんじゃない。まだまだブログを続けたいか?

ブログを続けたいです。

ベッキーは死んでたはずだしリセットされたってことでいいのかな。うーん。

リセットと表現するなら岩に触ったはずのトービンはリセットされてる感じだよね。今度はうまくいくってトラビスが言ってたけど草むらの記憶があるのはトラビスだけだし。お父さんはトラビスと同じにそのままいるのかな。いやお父さんも新たに入ってきてたな。

そうなんだよね。新品のトービンと一緒に両親とフレディも入りなおしてるはずだもんね。新品のお父さんもまた岩に触ったのかなw
救いからは逃れられない !!

どうやらこの事態の元凶は古代文字のようなものが刻まれた大岩のようだ。
これに触ると真理が見えてみんなに触らせたくなるらしい。どんな手段をとっても。

きたないトービンはどこに行ったのかと思ってたけど「パパが僕たちを殺し続けるんだ。」って言ってたからきたないトービンも殺されてたんだね。

最初のきたないトービンは岩に触ってたんだけどね。しかも岩に触ると二度と出られないとか言ってたし混乱する。

そうなんだよね。触った者も殺すことによってまた新しく入ってきて、うーん。

岩に触らせるのが目的かと思ったけどロスの場合は殺すのが目的になっちゃったのかもしれない。

草むらで死んだ人たちがあの草人間だったり岩の根っこでミイラみたいになってた人たちなのかな。

犠牲者が草人間になって最終的に岩の一部になるってことなのかもね。岩の下のミイラは苦しんでる様にみえたしやっぱり岩には触りたくない。

最終的にトラビスはどこかでループを断ち切ろうと、真理が見えれば草むらの構造もわかると思って岩に触ったんだね。触っても自我を保つ確信があったんだ。

結果うまく新しく来るベッキーを説得するアイテムを持たせたうえでトービンを脱出させることに成功した。でもトラビスの正気も長くは続かなそうだけど。その前に骨でお腹を刺されてるし死んじゃうか。

しかし「救いからは逃れられない」ってロスのセリフはすごくよかったw

やっぱりロスは心理よりも個人的な強制が勝ってる感じがするねw

ロスのキャラよかったなあ。最初の電話してる登場から嫌悪感がわくぐらいすごくいいキャラだったw
果たしてこれで丸く収まったのか

ベッキーとカルを草むらに入らせないことによってループは断ち切れたのかな。
結局ロスが全員を殺すことになって (フレディもそうなのかな) 自分は両目を刺されたためにそのうち死ぬよね。いやそもそも岩に触って覚醒した状態が生きてるのかどうかも疑問か。頭をつぶすパワーを持ってるしもう人間ではなさそうだし。
するときたないトービンは新品のトービンが入ってくる前に死んだのかも疑問になってくるわけだよね。死んだんじゃなくて岩の下の一部になったのかな。岩の下の人たちは大勢の犠牲者かと思ったけど同一人物もいっぱいるのかな。
最後はベッキー達が入るのを阻止することに成功したけどトラビスが死んだらまたトラビスがベッキー達を探しに出発することになるんじゃないか。
でも今度はベッキーを捜しに出ても教会にカルの車がないからトラビスが草むらに入る事はないのか。うーんうーん。

随分混乱してるようだな体がねじれてるぞ。

怪しいのはロスだよね。

ロスは法則が通用しなそうな域に達してるぽいからね。そもそも同じ人が同時に存在しないから死ぬとループが始まって新しく同じ人物が入ってくるのかと思ってるけどそれも合ってるのかどうか。

最初のトービンは岩に触ってたけど新品のトービンが入ってきたし、ロスもトラビスも死んだらループが始まって復活するんじゃないかな。

ベッキーたちを草むらに入らせないことに成功したから草むらに探しに入るっていうループがなくなったわけで、草むらに入ってこないってことは終わったのかもしれない。ベッキーとカルとトービン以外は死んだまま。

うーーーーん。そうともいえるか。草むらから出れないのが前提だとするとループしてるのはこのエリアだけっぽいし。だとすると最後のベッキーとカルとトービンは何度か死んでるからトピーカの警察に行くって言ってたけどそこで存在できてるのかな三人は。

なるほどそれは怖いな。
あくまでも個人の感想です。みんなはどう感じたかな?